―富田林病院特別委員会に参加して―

  先の9月25日（火）午後1時から富田林病院特別委員会が実施され、私も委員として出席してまいりました。 平成23年度の富田林病院の事業報告が行われた後、決算状況に対する質問や今後の事業計画への質疑応答に入り、積極的に質問を行ないました。 特に平成24年度から一時貸付金4億の返済が始まっており、毎年84万の返済、実際には減額貸付によって病院の資金繰りは大丈夫なのか。 通院、入院患者とも増加してきており、平成22年度から黒字化しているものの、現在累積赤字を11億以上抱える現状を考えると、一層の経営努力はもちろん、今後も黒字化に努めなければならないこと。 さらには設立者が市長であり、経営は済生会が担っている中で、実際の経営責任はどこにあり、また重要な決定やスピードのいる決断は誰が行なうのかなど、今後の富田林病院の経営と有り方に踏み込んだ質問を行ないました。 質問に対しては、経営のトップである星合院長自ら答弁していただくことが多く、今後も経営責任は院長自ら取る姿勢であること、経営の効率化を図ると同時に先を見通した必要な投資、例えば産科の再開といった決断に対しては積極的に取り組むとの意見が交わされました。 富田林病院特別委員会で以前とは変わってきたなあと思ったのは、院長をはじめとして何とか富田林病院の再建をはからなければならないという意欲と責任感を感じたことで、今後も私自身市民病院として位置づけられる富田林病院を積極的に支援していきたいと考えております。