2011年03月30日
富田林病院を緊急視察! 入院環境の整備と向上を求めて!!
去る2月3日に富田林病院の視察を行ない、実際に入院されている方々や富田林病院の看護士さんからご意見を聞かせていただきました。
その中でもっとも入院患者にとって身近で、また入院患者の満足度を上げる上で重要な要因として入院環境の整備が上げられます。
具体的に視察を行なったのは手動式ベッドから電動ベッドへの更新状況や褥そう(床ずれ)防止マットなどの備品類の充足状況を見させていただきました。各病室を回らせてもらう中、まだまだ手動で上げ下げを行なっているベッドが全体の約60%を占め、看護士さんの話だとギシギシ音がする中で患者さんに逆に気を使わせてしまっているとの話を聞き、早急な電動ベッドへの切り換えの必要性を感じました。
一方でベッドの足場のストッパーが効かなくなって手作りの木製のスベリ止めが各ベッドにはめ込まれている工夫などがされているなど、看護士さんらによる涙ぐましい努力が見受けられました。さらに患者さんの床ずれを防止する褥そうマットが現在すべての患者さんに行き渡っていない状況で、看護士さんの努力はあっても患者によっては他の治療が終わっても床ずれで入院期間が延びて患者側に負担をかける部分もあることを看護士さんから直接話を聞くことができました。
現在市からも高額な医療機器の購入や更新は順次おこなってはいるものの、こうした患者に身近なベッドや床ずれマットといったもののをきちんと新しいものにしたり、十分に行き渡るようすることが、入院患者が少しでも快適に過ごすことにつながり、こうした入院環境整備も市の補助対象として今後病院と協議をして整備するよう、求めてまいります。