2013年06月30日
京谷きよひさ 平成25年6月議会質問(抜粋)~(1)
給食へのアレルギー対策を聞く
各校での事故防止対応マニュアル作成を求める!
Q:質問
昨年12月に食物アレルギーのある小学5年の女児が給食後に死亡した事故を受け、改めて給食アレルギーへの事故防止の徹底が求められてきております。
昨年の事故は、教職員が給食の食材を十分に確認しなかった点や、注射薬の投与が遅れるなど、学校の態勢不備や教職員の理解不足といった人為ミスの側面が指摘されております。
アレルギーへの対応は地域差、学校差が大きく、これまでガイドラインが徹底されてこなかったことが調布市の事故の背景にあると指摘する声もあり、改めて現行のアレルギーガイドラインへの本市の取り組み状況はどうなのか、またしっかりと対応できるよう、各校での対応マニュアル作成を求めるものでありますが、本市の考えをお示しください。
A:答弁
学校給食課とも連携し、対象児童生徒の在籍する学校では、アレルギー用献立表を配布し、誤飲誤食が起こらないように複数の教職員で確認できる体制をとったり、配膳を職員室で行ったりするなど細心の注意を払っております。
さらには、アレルギー疾患をもつ個々の子どもについては、保護者からの聞き取りを十分に行い、医師とも連携して、緊急の連絡先、学校生活上の留意点等を記入した「アレルギー対応マニュアル」を作成しております。これにより、担任だけでなく、全教職員で共通理解の上に立って、未然防止と予防、そして、万が一、アナフィラキシーショックが生じた場合にも、適切な対応ができるよう、体制づくりをすすめております。