2023年02月26日
令和5年3月定例議会質問(抜粋)~(1)
彼方上地区地域公共交通の実証運行について聞く
―地域特性に見合った運行計画の再検討と、機運の醸成、本格運行にむけての実証運行につながることを求める-
Q:質問
昨年11月1日から12月28日まで実施された彼方上地区地域公共交通の結果についてどのように考えるのか。
一方、実証運行については見えてくる課題やどのような運行形態がいいのか様々なデータ収集につながったと考える。
今回の実証運行から得られた結果をしっかり検証することで地域特性に見合った運行計画の再検討と地域ぐるみの機運醸成につなげることが重要だと考える。
他の交通不便地域で取り組んでおられる方々にとって実証運行に高い関心をもたれており、再度本格運行にむけて本市、地域とが一体となって取り組むことを求めるが。
A:答弁
議員ご指摘のとおり、利用状況は2か月間の利用者人数は延べ331人、収支率は5.4%といった大変厳しい結果であると受け止めている。
利用者アンケート調査では、「河内長野駅へ運行してほしい」「停留所を増やしてほしい」などの意見が多く、今後地域住民に対するアンケート調査を実施し、改めて地域住民ニーズの把握につとめ、しっかりと検証を行なう。
本格運行につなげるため、地域全体で利用しようとする機運の醸成と持続運営できる効率的な運行ルートやダイヤなどの運行計画等の検証を行なう必要があり、是非とも成功させたい事業と捉え、本市・地域が連携して取り組んでいく。