彼方上地区公共交通の実証運行の取り組みについて

―本格運行へとつながるよう、地域と市行政、事業者と連携して利用促進のための気運の醸成を求める－

Ｑ：質問

これまで彼方上７町会まちづくり協議会が主体となって、移動手段の確保、地域公共交通について取り組まれてきた。
今回実証運行がいよいよ実施されることになったが、その実証運行の内容や運行スケジュール、何より最終本格運行へつなげられるよう需要を予想し、達成可能な目標設定が必要と考える。
公共交通に対する機運が高まり、効果的な実証運行につながる利用促進のための本市の積極的な働きかけを求めるが、考えを聞く。

Ａ：答弁

コロナ禍で一時中断していたが、運行について一定の目途がつき、実証運行を行なうこととなった。
運行は定時定路線型の乗合タクシーで行ない、運賃は大人300円、地域を北と南の2ルートに分け、ルート上に設置された停留所から乗車し、近鉄汐ノ宮駅までを結び、午前9時から午後6時までの運行時間帯を予定している。
需要予想は、収支率50%を目指し、実証運行を通じ、ルートやダイヤ、運賃などの運行計画を確立し、地域全体で利用を促していく。
本格運行のためには、地域住民の気運が高めていくことが重要で、議員ご指摘の通り、本市としても積極的に働きかけていく。