2017年12月25日
京谷きよひさ 平成29年12月議会 建設厚生常任委員会での審査(抜粋)
請願第6号「年金の毎月支給を求める意見書を国に提出することに関する請願」に対する質疑・意見
Q:質疑
現在年金受給者に支給されている年金の支払方法・システムについて教えて下さい。
A:答弁
現在の年金の支払いは、日本年金機構が年金額の計算をし、それを厚生労働省年金局が日本銀行へ振り込み依頼をし、日本銀行から各金融機関の受給者口座へ振込まれます。
Q:質疑
国の制度である公的年金の支払いを毎月支給するとすれば、どのような影響が考えられますか。
A:答弁
現在の年6回支払いを毎月の12回払いになれば、日本年金機構の事務費等が増加すると予想されます。
Q:質疑
本市にとって年金支払いが年6回払いから毎月12回払いになるとどのような負担や影響が考えられますか。
A:答弁
市の事務費につきましては、年金から天引きされている保険料等については一定のシステム改修費が必要ですが、これまでの例でみますと国の交付金等で費用負担されていることから市の負担は少ないと思われます。
意見・要望
年金支払いが毎月の12回払いになれば、受給者にとって毎月の生活設計が格段にしやすくなるのは言うまでもありません。
市の答弁にもありますように特別徴収への一定のシステム改修費が必要なものの、交付金で負担されるため、市の負担は少ないと考えられます。
国の振込手数料や日本年金機構のシステム改修に多少費用がかかるものの、年金受給者への支援策として費用に見合うものと考えますので今後の国の施策実現を要望しておきます。